本当の嘘
『ユージュアル・サスペクツ』には、ヴァーバルの嘘をも超える「本当の嘘」が隠されていました。
DVDで、映画のNGを探している海外のサイトで見つけた情報です。
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NG集(You Tube より)
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キートンの早技
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5人組の面通しの後のシーン。留置場に入った瞬間のキートンはジャケットにちゃんと腕を通しているが、その後、座り込んだ場面では、ジャケットを肩から羽織っているだけである。1回脱いで、また羽織ったんだね...。(画中に白い矢印で示しているところ)
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ちなみに、ポスターやいろいろなパッケージに使われている面通しのショットは、キートンがジャケットを着ているバージョンと、着ていないバージョンがある。劇中の面通しのシーンではジャケットは着ていない。
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増えるコーヒー
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クイヤンとヴァーバルがコーヒーを飲みながら話をしているシーン。飲んでも飲んでもヴァーバルのコーヒーは減らず、逆に増えていってしまう....。(画中に白い矢印で示しているところ)
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2機の飛行機
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ニューヨークのタクシーサービス襲撃事件で、パトカーに乗ってくるエメラルドの運び屋が空港に到着するシーン。着陸寸前の飛行機を前後から映しているのだが、前と後とではジェットエンジンの数が違う。(画中に白い矢印で示しているところ)更に、車輪の数も違っている。
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ちなみに、クイヤンがニューヨークからサンペドロにやって来るときの飛行機は前方からしか映していないが、上述の下の飛行機と、ジェットエンジンの数、車輪の数と共に一致する。
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移動したガラスのヒビ
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こちらもタクシーサービス襲撃事件のシーン。パトカーの屋根に飛び乗ったマクマナスがハンマーでフロントガラスを叩き割る。車の外から映したシーンではガラスのヒビは、バックミラー下の中央にあるが、車の中から見るとヒビは運転手の席の方に移動している。
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2台のパトカー
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またまた、タクシーサービスでのミス。キートン一味の車に囲まれる直前の、パトカー側面に書かれている車番は「6423」。しかし、炎上して警察官たちが車外へ飛び出したときに、同じ位置に書かれている車番は「6426」に変わっている。
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それにしても、あまりにも多すぎるタクシーサービスのシーンの嘘。シーン解析では、このヴァーバルの回想は、事件があったこと事態は事実だと思われると判定したが、ディテールに関してはひどいものだ。つまりこの回想は、ヴァーバルとしても、そうとう適当な感じで話したに違いない。
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消えた死体
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船の襲撃が始まってすぐ、ホックニーが抜け駆けして金を積んだ車を奪おうとするシーン。ホックニーは何やら大声で叫びながら車に近づき、後部で見張りをしている男を撃ち殺す。その後、全く同じ場所でホックニーも何者かに撃ち殺されるのだが、ヴァーバルが後から駆けつけたとき、そこにはホックニーの死体しかなかった。
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黒い手袋
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上述と全く同じシーン。爆弾をセットし、爆発させたときのホックニーは黒い手袋をしている。見張り役を撃ち殺し、車の中にある木箱を開けて、大量の札束を拝んでいるときは、ナゼか両手とも手袋はしていない。その後、ヴァーバルが見たうつ伏せに倒れているホックニーの死体は、また手袋をはめている。
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エレベーターについた血痕
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エレベーターでコバヤシのボディーガードが2人射殺されたシーン。
エレベーターの外側のガラスに飛び散った血痕が、上昇中と停止後で明らかに違う。
(dcrnaka さん)
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