HOME あらすじ 解説 登場人物紹介
シーン解析 カイザー・ソゼという男 本当の嘘 各種メディア・関連商品
スタッフ 作品データ 映画史 討論会
おぼろげな噂 ファンの人たち X / Twitter リンク集

討論会8

当サイトでは『ユージュアル・サスペクツ』の謎についていろいろと研究、解明していますが、 まだ解けていない謎、気になる点などについて、いくつかのメールをいただいています。 それらをここで紹介し、皆さんと共に討論していこうと思っています。

Q01〜10 Q11〜20 Q21〜30 Q31〜40 Q41〜50 Q51〜60 Q61〜70 Q71〜80
論争1 論争2 WANTED! もしあの5人組が

Q71

あれ?カメラ??
(映画頭巾 さん)
確かコバヤシが二人のボディーガードとエレベーターに乗るシーンの前に、 大理石的なものでできた柱が出てきますが、 それがてかてかすぎて、スタッフたちとカメラが明らかに写っているように見えましたが、 いったいそれは何なのでしょう?? 是非教えてください。(本当にカメラですか??)
(映画頭巾 さん)
エレベーター DVDを何回も一時停止しながら見たのですが、よくわかりませんでした。 もう少し詳しく教えてもらってもいいでしょうか? 問題のシーンは、下の中から選ぶことができますか?
  1. コバヤシとボディガードがビルに入り、左から右へカメラも追いかけていくところ。 たしかに大理石の柱の前を何本か通過します。
  2. マクマナスがエレベーターで降り始め、コバヤシとボディガードがエレベーターホールを 手前から奥に向かって歩くところ。
  3. コバヤシとボディガードがエレベーターの前に立ち、待っているところ。
(verbal より)
見えたような気がしたのは「1.コバヤシとボディガードがビルに入り、 左から右へカメラも追いかけていくところ」です。間違っていたならばすみません
(映画頭巾 さん)

Q72

結論からいいます。カイザー・ソゼは、スージー・エイミス粉する、 イーディ・フィネランではなかろうか?
(shihidoyoichiro さん)
イーディ カイザー・ソゼ=イーディ・フィネランという説は、 新しい発想で、とても面白いのですが、ラストの方で警察側(クイヤン)が、 イーディがホテルで殺されているのを発見しています。 これをどう解釈するかで、また話が広がりそうです。
劇中にはそんなシーンは出てこないので、 イーディが殺されたのをウソと捉えるか、 はたまた、イーディが影武者を使ったか。
または、イーディが殺されたのは本当で、 その正体がカイザー・ソゼだったとしたら、なぜ、誰に殺されたのか? この場合、順当に考えると、ヴァーバルかコバヤシという線が濃厚でしょう。 ヴァーバルもコバヤシもソゼの部下などではなく、 例えば、アルゼンチン組織かハンガリー人組織で、 ソゼと敵対していたため、船の襲撃の復讐を果たしたとか、 または、本当にソゼの部下だったけど、金に目がくらんで裏切ったとか、 いろいろな可能性が考えられそうですね...。
(verbal より)
僕、この映画、初めて観てから15年弱くらい経つのですが、 いろんな解釈を観てる時、観てない時いろいろ考えてきました。 で、この度投稿したのは、とても感動したからだと客観的に自分を捉えています。 またしても、結論からいうと、ソゼ=イーディは、殺されたのではなく、 ピストルで、銃口自殺したんではなかろうか? ただ、煮え切らないのは、なぜソゼは全身火傷の男を、逃したのか? あと、イーディの隣にいた、ちょっと大柄の、弁護士仲間?も気になります。 この2点を除けば、僕の結論は、変わりません。 そして、そう考えると、この映画のテーマは、究極の愛ではなかろうか?
(shihidoyoichiro さん)

Q73

自分にとっては謎の単語だった「カイザー・ソゼ」
(無リス茶ク さん)
それは「内村さまぁ〜ず」というTV番組中、 クイズ問題「『パルプ・フィクション』でビンセントが所属するギャングのボスの名前は何?」 でのさまぁ〜ず大竹の「カイザー・ソゼ」というボケがずっと気になっていたのです。 あえて検索するまでもないけど、俳優?料理名?プロレスラー?と奥歯にひっかかった感じでした。 なんといっても「カイザー=皇帝」ですから。 元ネタをしって、問題とボケ回答の距離感も絶妙だとわかって、得した気分です。 というか、今気付きましたが、「ギャングのボス」というワードでダイレクトでつながっているのか、 と。本当今さらですが。
(無リス茶ク さん)
近年、どんでん返しといえば『ユージュアル・サスペクツ』というのが世の中に浸透してきたためか、 ありえない展開のノンフィクションやお笑いネタとして、 くりぃむしちゅーの上田 晋也などが、例えツッコミでよく使っているようですね。 そのためかお笑いタレントの中でも認知度が高く、自分が把握している限りでは、 他にも以下の方々が『ユージュアル・サスペクツ』を好きな映画に挙げています。
  • ナインティナイン 岡村 隆史
  • ナイツ 塙 宣之
  • ピース 綾部 祐二
  • 笑い飯 中西 哲夫
  • トータルテンボス 藤田 憲右
  • ドランクドラゴン 塚地 武雅
今度、『ユージュアル・サスペクツ』のファンを公言している有名人のリストでも作ってみましょうかね。
(verbal より)

Q74

「コバヤシ」という日本名
(無リス茶ク さん)
偶然ですが、『ユージュアル・サスペクツ』の前に私が見た作品(数十年ぶりですが実質初見) 『スタートレック2』にもでてきます。SFマニア間でパロディ、 オマージュとして多数引用されている「コバヤシ丸」というワード。 そのパロディの一つ、安永航一郎の某コミックの元ネタ(犬の名前)はこれだったのか、 と思った直後の2連続で外国映画内での日本名「コバヤシ」というキーワード、 このタイミングと確率を誰かに話したくなってしまいました。
(無リス茶ク さん)
病院でつぶやく 小林丸で思い出したのですが、ローランド・エメリッヒ監督のハリウッド版『GODZILLA/ゴジラ』(1998年)の冒頭で、 ゴジラに襲われる漁船の名前が「小林丸」でしたね。 で、そこから奇跡的に生還した船員が、病院のベッドで「ゴジラ、ゴジラ…」とつぶやくシーンが、 『ユージュアル・サスペクツ』のアーコシュ・コバッシュが、 病院で「カイザー・ソゼ!」と語るシーンとそっくりだったのを覚えています。
(verbal より)

Q75

不自由な歩き方から普通の歩き方になる場面を何か違う映画で観た覚えがあります。 元ネタ知っていたら面白い表現だったのかあと思いましたけど、 なんの映画だったか忘れてしまいました・・・。
(面白かった! さん)
不自由な歩き方 不自由な歩き方から普通の歩き方になる場面のある映画で印象に残っているのは、 『フォレスト・ガンプ』ですね。
(cyber さん)

Q76

最後にキートンを殺したのは誰?
(あかね さん)
ソゼがキートンを殺したのは分かりますが、ソゼ=ヴァーバル・キントだった。 しかし、回想シーンではヴァーバルはハットのかぶった男が階段を降りて銃を構えるところを観てますよね。あれもヴァーバルの作り話ですか? もうひとつ警察がキートンがソゼだ、という話を自ら立ててしまったわけですが、 もしその話が本当の場合、キートンは誰を撃ったことになるんですか?誰も撃ってないことに?
(あかね さん)
思いました!冒頭見返すと、違和感ありますよね? キートンの死体も実際はあがってるんですか? 下手したらキントもカイザーでは無いかもしれない気がする。
(カイサーソセ さん)

Q77

尊敬の念をこめて、Faxで届いた似顔絵をちぎった黒人がカイザー・ソゼ。
(shihidoyoichiro さん)
ジャック・ベア ラストでFAXの似顔絵をちぎったのは、FBIのジャック・ベアです。 「カイザー・ソゼの正体はヴァーバルではない」という仮説の前提として、 「おしゃべり」という名前の秘密もひっくるめて、ヴァーバルにカイザー・ソゼの名を語らせている黒幕が必要となります。 それが警察側のジャック・ベアだとすると、これはなかなかいい線だと思いました。
彼が姿を現すのは、サンペドロ港、アーコシュ・コバッシュが搬送された病院、サンペドロ警察の三箇所です。 つまりこれは、自らが黒幕として企てた船の爆破計画の結果と、 生き残りった二人の状況を確認しにきたとういことではないでしょうか。 サンペドロ警察では、ヴァーバルには会う気配も見せず、クイヤンとレイビンとしか話をしていないので、 自分が指示したヴァーバルが余計なことを言っていないか、 盗聴器越しにチェックしていたのでしょう。 仮にヴァーバルがちょっとでも余計な事をしゃべったら、保釈後にすぐ捕まえて消してしまったり、 FAXの似顔絵がヴァーバルではなく、自分自身(ベア)の顔だったとしたら、 その場で破り捨てるんでしょうね。
(verbal より)

Q78

ラストの、キントが乗る車の運転手は、何度か出てきていた、コバヤシですかねえ。
(shihidoyoichiro さん)
運転手 もちろん、ラストに出てくる車の運転手はコバヤシですよ。 名前は、ヴァーバルがとっさにつけたので、本名は違うと思いますが...。
(verbal より)

Q79

詳細解説の数々に納得の連続なのですが、 個人的見解として「カイザー・ソゼ」は伝説の人物なのではないかと考えます。
(まゆ さん)
ロン毛のソゼ キントはソゼなる大物を創り出し、マルケスに復讐+金銭強奪を果たしたのではないか。 キントが大物でないからこそ、4人の協力が必要だったのではないでしょうか。 叙述トリックを映像で見せる面白さに変わりはないですが、 私にはキントが恐るべき黒幕には見えませんでした。「鉄の意志」がある人には見えましたが。 「トルコ時代の長髪ソゼ」にドン引きしてしまった私の感想です。
(まゆ さん)
カイザー・ソゼの伝説は、ヴァーバルがこれまでいくつかのヤマをふんだ際に、 『ユージュアル・サスペクツ』の本編と同じように、ウソの証言なり、ウワサ話なりで、 ソゼという虚像を作り上げていったんだと思います。 その影響をモロに受けていたのが、アーコシュ・コバッシュ(火傷の男)だったり、 ジャック・ベア(FBI)だったり、ダニエル・メッツハイザー(司法省)だったりするのかなと。
そして一度、ソゼの虚像を信じてしまった人には、間接的にでも、新たな情報を与えることで、 あとは彼らが、勝手にソゼの伝説を広めてくれる、ということまで、 ヴァーバルは計算していたのではないかな?と思えてきます。
(verbal より)

Q80

字幕ミス?それとも…。
とても素晴らしい映画でした でも一点だけ。 みなさんが色々な細部に突っ込むわりにはスルーしてるポイントがあって、 自分はどうしてもそこが解せないんです。
(ダイレイ さん)
『コバヤシ登場時に「カイザー・ソゼ?誰それ?」と言った』としてクイヤンに説明したヴァーバルが、 そのあと「家族も撃っちゃうソゼ伝説」を語り始めますよね。 (※「トルコ時代の彼の伝説を聞いたことがある」って日本語字幕だったのだけど これが訳ミス?)
これ明らかにヴァーバルやっちゃってないですかね? だって説明上の時系列では「このコバヤシ登場時」から→3日間5人行動→事件→現在でしょう。 (建前として)ヴァーバルの単独行動時間なんかありえないはずですし、 この間に例えばフェンスターに聞いた(という体)なら「彼に聞いた」となるでしょう。 建前が破綻してます で クイヤンもそこをスルーしちゃってる。 これ字幕が間違ってないとしたら 単純に脚本の穴なのか、 それともここは完全にヴァーバルの饒舌ゆえ(自己愛?ゆえ)のポカで、 しかもここですでにクイヤンは脳内で「ソゼ=キートン」 「ヴァーバルは嘘八百でキートンをかばっている」という心証だった故に、 あえて突っ込まずに聞いていたと考えるべきなんでしょうかね。
(ダイレイ さん)
トルコ時代 ひさしぶりに、『ユージュアル・サスペクツ』の英語版脚本を開いて、見てみました。 「トルコ時代の彼の伝説を聞いたことがある」というヴァーバルのセリフに相当する原脚本は、 以下の通りです(おそらく)。

One story the guys told me - the story I believe - was from his days in Turkey.

この「guys」が誰のことを指しているのかわかりませんが、 かなりの確率で、ヴァーバル以外の4人の誰か(2人以上)でしょうね...。 コバヤシとの面会後〜港の船襲撃までの間に、 トルコ時代の伝説を聞くことができたのではないかと思います。
(verbal より)

Q01〜10 Q11〜20 Q21〜30 Q31〜40 Q41〜50 Q51〜60 Q61〜70 Q71〜80
論争1 論争2 WANTED! もしあの5人組が