Q80 |
字幕ミス?それとも…。
とても素晴らしい映画でした でも一点だけ。
みなさんが色々な細部に突っ込むわりにはスルーしてるポイントがあって、
自分はどうしてもそこが解せないんです。
(ダイレイ さん)
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『コバヤシ登場時に「カイザー・ソゼ?誰それ?」と言った』としてクイヤンに説明したヴァーバルが、
そのあと「家族も撃っちゃうソゼ伝説」を語り始めますよね。
(※「トルコ時代の彼の伝説を聞いたことがある」って日本語字幕だったのだけど これが訳ミス?)
これ明らかにヴァーバルやっちゃってないですかね?
だって説明上の時系列では「このコバヤシ登場時」から→3日間5人行動→事件→現在でしょう。
(建前として)ヴァーバルの単独行動時間なんかありえないはずですし、
この間に例えばフェンスターに聞いた(という体)なら「彼に聞いた」となるでしょう。
建前が破綻してます で クイヤンもそこをスルーしちゃってる。
これ字幕が間違ってないとしたら 単純に脚本の穴なのか、
それともここは完全にヴァーバルの饒舌ゆえ(自己愛?ゆえ)のポカで、
しかもここですでにクイヤンは脳内で「ソゼ=キートン」
「ヴァーバルは嘘八百でキートンをかばっている」という心証だった故に、
あえて突っ込まずに聞いていたと考えるべきなんでしょうかね。
(ダイレイ さん)
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ひさしぶりに、『ユージュアル・サスペクツ』の英語版脚本を開いて、見てみました。
「トルコ時代の彼の伝説を聞いたことがある」というヴァーバルのセリフに相当する原脚本は、
以下の通りです(おそらく)。
One story the guys told me - the story I believe - was from his days in Turkey.
この「guys」が誰のことを指しているのかわかりませんが、
かなりの確率で、ヴァーバル以外の4人の誰か(2人以上)でしょうね...。
コバヤシとの面会後〜港の船襲撃までの間に、
トルコ時代の伝説を聞くことができたのではないかと思います。
(verbal より)
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